お役立ち

「女将の安心こころ包み」のポーチ本体は、広げると100×100cmの風呂敷状のシートになります。その使い方とアイデア次第で、もしもの時(災害発生時)に役立ちます。

「女将の安心こころ包み」商品セット内容(ポーチ本体)
ポーチ本体

「女将の安心こころ包み」切り込みスリット活用法


「女将の安心こころ包み」のポーチ本体を広げると、一辺(タグの付いている辺の向かい側の辺)には10cm間隔で切り込みが入っています。

 

切り込み

 

この切り込みを使えば、いざという時にハサミなどがなくても生地を簡単に手で切り裂くことができます。

切り裂くことで、包帯に使ったり、マスクにしたり、結び繋いでロープにしたり‥、災害発生時における使い途が、アイデア次第で色々と広がり、とても役に立つツールになっていきます。

「女将の安心こころ包み」もしもの時の三角巾


広げた風呂敷状のシートを対角線に沿って折れば、三角巾になり、ハサミなどで対角線に沿ってカットをすれば、三角巾が2枚できます。

三角巾は、災害発生時における怪我人などの応急処置に役立つ基本的なツールです。

基本的な使い方を覚えた上で、創傷部の被覆包帯・圧迫包帯止血・支持包帯・固定包帯‥などの様々な使い方(応用編)をマスターしていきましょう。

 

三角巾の作り方・たたみ方・結び方・解き方を図解します。

三角巾の作り方

 

三角巾の作り方

 

「女将の安心こころ包み(ポーチ本体)」を広げたら、対角線に沿って二つに折ります。

 

三角巾のたたみ方

 

使用するケース(怪我の状態)などに対応して、折り方を決めます。

 

三角巾のたたみ方

 

三角巾のたたみ方_2

 

三角巾のたたみ方_3

 

三角巾の結び方

 

三角巾を結んだり、解いたりする際は、傷病者に与える苦痛を最小限にしてあげることが大切になります。

そのため三角巾の両端を結ぶ時は、本結びを基本にします。本結びは、どのようにしっかりと結んであっても容易に解くことができます。

本結びの結び方と解き方を覚えましょう。

 

※上記の「三角巾のたたみ方」の「八つ折り」を例に説明します。

 

三角巾の結び方_1

 

三角巾の結び方_2

 

三角巾の結び方_3

 

三角巾の結び方_4

 

三角巾の結び方_5

 

三角巾の解き方

 

1) 右(左)手で結び目近くの輪の内側部分を握ります。次いで、左(右)手で片方の端(a)を力強く上方に引っ張ります。右手と左手で持っている部分の三角巾が一直線になるようにします。

2) 左(右)手を(a)の端より離し、結び目の内側で結び目のところを左(右)手の第1指と第2指でつまみます。

3) 結び目を上方〈(a)の端の方〉に押し上げるようにしてしごきます。この時、右(左)手も下方に引っ張るようにします。

 

三角巾の結び方_6

 

上記の内容が、いざという時に速やかにできるように、代わりの布やヒモなどを用意して日頃から練習をしておきましょう!

「女将の安心こころ包み」のポーチ本体の折りたたみ方


「女将の安心こころ包み」のポーチ本体を広げたら、元の形に戻せるように、折りたたみ方をマスターしておきましょう。

「女将の安心こころ包み」のポーチ本体には、生地を何かの用途で使用した後にでも、分かりやすく簡単に折りたたんでポーチに戻していただけるように、3種類のライン印刷(山折りライン・谷折りライン・ガイドライン)が施されています。その3種類のラインに従って、折りたたんでいきます。

 

「女将の安心こころ包み」のポーチ本体のライン印刷
「女将の安心こころ包み」のポーチ本体のライン印刷

 

1)

ラインが印刷されている面を裏にして、タグが向こう側にくるように、「女将の安心こころ包み」のポーチ本体を広げます。

 

折り畳み方_1(ラインあり)

 

2)

裏面に印刷されているライン①に沿って山折りします。次にライン②に沿って山折りをして巻き込みます。タグのある長辺が手前側にきます。

 

折り畳み方_2(ラインあり)

 

3)

裏側の面にあるライン③に沿って山折りをし、次にライン④に沿って山折りをして、二回巻き込んで折りたたみます。

 

折り畳み方_3(ラインあり)

 

折り畳み方_4(ラインあり)

 

4)

3)ができたら、そのまま裏にひっくり返します。その上側の面にあるセンターライン⑤に合わせるように、両側の長辺を折り込みます。

 

折り畳み方_5(ラインあり)

 

折り畳み方_6(ラインあり)

折り畳み方_7(ラインあり)

 

5)

4)の一番下の図にあるライン⑥に合わせて谷折りをします。続けて、折り返した側の上側の面にあるライン⑦に合わせて谷折りをします。

 

折り畳み方_8(ラインあり)

 

折り畳み方_9(ラインあり)

 

6)

5)の下の図にあるトップの部分を2つのベロ状の部分の下に入れ、奥までしっかりと差し込みます。しっかりと差し込んだら、その2つのベロ状の内側の上の角の部分を付属の安全ピンで留めます。(留め位置の2箇所にマークが印刷されています)

 

折り畳み方_10(ラインあり)

 

※安全ピンのお取り扱いには、お怪我などをされないように十分ご注意ください。

 

7)

最後に、残った部分にあるライン⑧とライン⑨の順番で、二回谷折りをしながら巻き込みます。そして、その端を下部のスリットになっている部分に入れて、しっかりと差し込みます。

 

折り畳み方_11(ラインあり)

 

折り畳み方_12(ラインあり)

 

折り畳み方_13(ラインあり)

 

・ 底にあるスリット(ポケット★)の中に、付属の「安心カード」へ内容を記入して、大切に入れておきます。

・「携帯トイレ」「防寒・防暑用スペースブランケット」を一式セットにして、スリット(ポケット★)の奥に入れておきます。これらは災害発生時に役立つアイテムとなります。

・付属の江戸打ち紐と安全ピンは、災害発生時においても、何かの役に立つかもしれません。アイデアを思いついたらメモなどを記しておきましょう。

ポーチのフタの閉め方

左右に出ているヒモを背面に交差させながら一周回して、前面の真ん中にて蝶々結びで締めましょう。

 

折り畳み方_14(ラインあり)

 

 

折り畳み方_15(ラインあり)

 

折り畳み方_16(ラインあり)

 

初回の商品化においては、コストパフォーマンスの観点から「ライン印刷なし」のバージョンが製作されております。その場合にも、上記の折りたたみ方を参考にしていただければと思います。


「女将の安心こころ包み」のポーチ本体のお役立ちに関しては、「動画でご紹介」にて実演もしておりますので、併せて参考にしてください。

|動画でご紹介|