災害対策用のサインと交通標識。その違いを比べてみると…。

災害対策用のサインには、色々なタイプがあります。これらも交通標識の様に全国統一仕様にすることで、その効果・効用を更に高めていくことができるのではないでしょうか?

清水港の周辺を歩いていた時に見かけた津波対策用のサイン関連。各所に設置されてはいるものの、どれだけ人々に認識されて、その効果が発揮されているのかと疑問になります。

 

清水港1

 

①に関しては、日常的な認識と、災害発生時にどれだけ的確に情報伝達できるかが問われる内容のサインになります。

 

清水港2

清水港3

 

②と③に関しては、日常的に伝達しておくべき内容が主の表記となっています。

災害対策用のサイン類に関しては、このように自治体毎に製作・設置をしているケースが多いと思われますが、交通標識に関しては、全国において、統一仕様の内容・展開になっています。

交通標識に関しては、標識の内容だけではなく、その標識の設置基準(どこに?どのように?)などにも一定のルールがあると思われます。

また、交通標識はマークとしての完成度も高く、殆ど文字情報なしでも、何を伝えようとしているのかが解ります(ピクトグラム)。

それは、日常的に目にしたり利用したりする機会が多いという点が大きい(利用者の認識度が高い)とは思いますが、その辺りにも、もしかしたら災害対策用のサイン類に関する計画を構築していく上でのヒントがあるかもしれません。

上記の様に、災害対策用のサイン類と交通標識との効力の差は、目的に対する重視度の違いが、やはり大きく影響しているものと思われます。厳しい見方をすれば、そこまで、災害対策用のサイン類に関しては、本気で計画が成されていないということなのかもしれません。

交通標識の様に、災害対策用のサイン類に関しても、全国統一仕様でのマニュアルを作成して展開をしていくようにすることで、その作成というプロセスにおいて、サインとしての内容のブラッシュアップができますし、その体系を構築していくことで、全国のどこに行っても、その標識の内容に関しては、誰にでも同じように認識できるという効果・効用が出てくると思います。

より意義のある(伝達力のある)サイン計画を具現化していくことができるのではないかと考えます。

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